やっちゃんのあぐだもぐだ
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『天使の涙』を見に来ませんか?
9月は災害や大きな事故が多い月である事を実感します。関東大震災は1923年(大正12)9月1日、今年は9月6日未明の北海道苫東地震の映像には唯々驚くばかりです。
4年前、9月27日の御嶽山の突然の噴火にも偶然とはいえ、驚きます。自分の地域に目を転じてみても9月7日は大事故が起きた日として歴史的記憶に留めております。文政7年8月15日(新暦の9月7日)に鉄山の一角が崩れ、元岳温泉(陽日温泉)が埋没し多数の犠牲者が出た事が、温泉街そのものの移転に繋がりました。東日本大震災(2011年3月11日)の半年後の9月5日に鉄山が山崩れを起こし、幅百メートル長さ1kmもの山塊崩壊の後が生々しく今も残り岳温泉からも遠望でます。もしも現在の岳温泉があの場所にそのまま在ったらすごい犠牲者が出たであろうと恐ろしくなります。
さて災害の多い9月ですが山好き人間にとって、9月は天候さえ良ければ最高の登山シーズンではないかと思います。
登山より少しハードですが、あだたらトレイルレースが9月1日2日に行なわれました。エントリー数800名は募集開始からすぐに募集定員に達してしまったとか、近年のトレランブームを表わしていますが、安達太良山の変化のある景色と全登山コースを満喫できるコース魅力に人気があるコースだからです。50kトレランのスタート地点はあだたら高原スキー場の標高950m付近、ここからスキー場を登りロープウェイ山頂駅の薬師岳まで一気に登りさらに安達太良山山頂(標高1700m)直下を左(南)に逸れ鞍部に下り、和尚山から銚子が滝へ下り、登山口から折り返しの登りに入りしばらく針葉樹の林を石筵川に沿って登り詰めると船明神山にたどり着き、沼の平の噴火口の縁を歩き、沼尻登山口まで下ります。ここからのUターン後にしばらくすると白糸の滝を眺め沼尻温泉の源泉地を通り、胎内くぐりの名称の付く岩石のチムニーを抜け一気に鉄山から左(北側)に折れ箕輪山山頂から箕輪スキー場へ下ります。横向温泉を横目にしばらくは道路を駆け鬼面山への登り道から箕輪山をめざし、鉄山との鞍部の笹平から僧悟台を下り、一気に湯川渓谷の谷をおり塩沢スキー場へ下ります。ここからが最後の登山道である湯川渓谷を登りつめ、くろがね小屋の手前から、左に折れ、あだたら高原スキー場のゴールになります。早朝5時スタート、制限時間15時間、累積標高差4千メートルのかなりきついけど、素晴らしいコースです。
真夏日が多い夏でしたが、秋分の日を境に急激に気温が下がり紅葉が始りました。写真は9月26日の岳クラブ安達太良横断登山でのワンショット、船明神山から沼尻側に下りたところの『天使の涙』です。安達太良には下界で見られないようなスポットが沢山在りますので、是非、足をお運び下さい。