やっちゃんのあぐだもぐだ
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中通りの開花前線
3月中に二本松に開花宣言が出されたのは私の記憶では初めての事です。福島県の新聞に桜前線が出始めるのが例年は4月からです。スキー場便りにはまだ滑走可能なスキー場が多くありダブル掲載も初めての現象ではないかと思います。
「暖冬だ、暖冬だ」と言われているここ数年に比べて、今年の冬は安定した積雪量でした。秋にはカメムシが多く発生、「今年は雪が多いよ!」という予言?が見事に当たったようです。天気図の冬型気圧配置が12月から2月までは続いたようですが、3月が近づき、急に春の日差しが強くなったように感じます。この辺は、例年よりもズーッと積雪量が多く、普段は余り降雪の無い本宮や大玉村の道路脇に1m以上の雪が残る風景が印象的でした。こんな風景が3月10日頃から急激に春の日差しが強くなり、東京での開花宣言が聞かれたのが3月17日。21日の秋分の日を境に急に日の出の時間が早くなった感じ始めた途端にスキー場の積雪も2月末の3分の1位になってしまいました。日差しが強く、私の感では今年の開花はめちゃくちゃ早いのではないかと思っていましたが的中でした。因みに簡易な開花予測計算方式は、『600℃の法則』出そうです。2月1日からの最高気温を累積し、600℃になる日が開花の日となるのですが、何日かの誤差は許容範囲のようです。気象予報士になったつもりで、私も東京の開花時期を計算してみると、2月1日からの最高気温累積値の593℃が3月19日、606℃が20日であり、17日の開花は、ほぼ「ご明察」です。岳温泉の予測も日別最高最低気温が分かればやってみたい気がします。
中通り地方の4月は花盛りになります。中通り桜前線の特異な点は、北から下りて来ることです。これは阿武隈川の源流が奥羽山脈の東北と関東との境にあり『北へ行く川』として239km流れて仙台湾に注ぎます。上流付近の白河市の川面は標高420m、郡山市付近で225m、二本松安達が原付近で195m、福島県庁付近で65m、宮城県との県境付近が30mとなり仙台湾に入ります。緯度による温度の低下よりも標高による温度低下が勝るのです。このような特異条件を加味しても、今年の開花は例年より約10日位早そうです。花見山の早咲きの桜は既に満開、信夫山は3分咲き、二本松市内はつぼみ膨らむですが、鏡石寺は既に咲き始めました。霞が城のライトアップは5日から、7日に霞が城の相生滝前にて観桜会が行なわれます。三春の滝桜は10日頃、合戦場の桜は15日頃、岳温泉桜坂も17日頃であって欲しい所ですが今年は読めません。岳温泉桜祭りは4月21日22日ですので、これ以上累積温度が上がらないで欲しいものです。
 毎年、この時期に浪江町の皆様に桜の手入れをして頂いており、お陰で桜坂の桜は見事な花を付けます。
 写真の高所作業車が本日の作業風景です。地元岳温泉からの感謝の意もあり、今年も良い花が咲いて貰いたいものです。