やっちゃんのあぐだもぐだ
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再挑戦ヘルスツーリズムプロジェクト
10年前から岳温泉で推進してきた事業プロジェクトに予算が付き再構築にチャレンジします。これは『歩く岳(だけ)で健康』のキャッチフレーズの下に様々なウォーキング大会、歩くことそのものの研究、そして岳温泉周辺に沢山のウォーキングを作って来たプロジェクトです。これらの一連の取り組みが着目され『ヘルスツーリズム』というジャンルでさらに進んだモデル事業としの組み立て直しに入りました。
 基本は歩くことですので目立ちません。2006年からの「歩くこと」の事業が、パッチワークのように組みているのは自慢できることです。でも今後のツーリズムとしての再構築は容易ではなく、原点に戻って組み立て直したいと思います。
当初はウォーキング大会の開催から始まり、同時期に心拍計を使って健康増進につなげるパワーウォーキング理論を中心に最大心拍計を基準としたウォーキングにより健康増進をめざしました。提唱者のオリンピック金メダリストH.ガウダー氏に何度も来岳頂き、またチューリンゲンなどの現場へ訪ねコースを歩きウォーキング技術を学び、福島大学の監修の下、ウォーキング適地岳温泉に定着させるかに腐心しました。また同じ時期にノルディックウォーキングも学び、全身の筋肉を使って歩くことがいかに健康増進につながるかの講習会などを行い、岳温泉に多くのウォーキングインストラクターを誕生させることになりました。歩くことを中心に添えた据えたリゾートの仕組みづくりのモデルが、ドイツを中心に栄えてきた健康保養温泉地づくりです。温泉地滞在の仕組みに組み込めないかを試行錯誤し、定着させることができたと考えます。また、2010年9月にトレイルランニング競技が安達太良で行われジャンルが広がったと思った半年後に東日本大震災が起こりましたが中断せずに継続開催されています。ウォーキングや登山愛好家は原発事故の後も増え続け、同時期にセイフティウォーキングの講習会も始まり筋力を維持をさせながらいかに健康長寿につなげるかの学びの場もプログラムに加わったところです。また、震災3年目からは世界中からウォーカーが集まる100qトレイルウォークなども始まり、何となく歩くことのメッカになってきています。名峰安達太良山の登山基地でもあることから山岳ガイドの養成にも入り、プロのガイドも多く控えるようになりました。
歩くことだけでこのような経緯をたどってきた岳温泉ですが、さて、次は何をしたらいいのかなりの創造力が必要です。歩くことは日常の事であり、非日常の行動としてのツーリズムとしてブームを呼ぶ位にしてみたいものです。ヘルスツーリズム再構築初年度は、3月に2回のモニターツアーを行いました。山ガールの皆さんに、くろがね小屋までスノーシューハイキングをし温泉にも入っていただきました。第2班は山登りのプロの皆さんに参加を仰ぎ、ストレスチェックの実験台にもなって頂きました。2時間程度の雪山散策でも「自然の中を歩くこと」でストレス状態から脱出するようなエビデンスも取れました。安達太良山はまだ真冬の状態です。写真は3月中旬のあだたら高原スキー場、山ガールモニターツアーの出発風景です。あぐだもぐだをご愛読の皆様からもヘルスツーリズムに関するご意見を頂きたいものです。