やっちゃんのあぐだもぐだ
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雪乞いの年末雑感
今年の冬は、昨年以上に地球温暖化が気になります。11月の東京の初雪は珍しく、その時の福島県は無積雪。12月に入り県内のスキー場も、標高の高いところには積雪を見て、箕輪やあだたら高原、裏磐梯猫魔やグランデコスキー場は全面滑走できるまでになったと思ったら、低気圧通過で急な気温上昇と雨、ほとんどのスキー場の雪が消える有様。北海道は12月にしては今までにない豪雪になって、交通が麻痺するといったことは北海道らしくない様相を示したようです。
 トランプが大統領になり、パリ協定が無視され温室ガス大排出国のセーブが効かなくなるのでしょうか。トランプの発言の逆になり、アメリカが率先して地球温暖化防止に取り組むようになって欲しいものです。このまま温暖化に歯止めがかからず、氷河が融け続けバングラディッシュや大洋州の島々が海に沈み、ベネチアでさえも沈没の危機にされるかと思うと不安で不安で仕方ありません。
 生まれも育ちも安達太良山の麓なので、昭和初期に比較して気温が2度近く上昇しているのが体感しています。少し歴史の話をしますが、あだたら高原スキー場の前進は岳スキー場です。昭和4年に開設された時は第一スキー場と第二スキー場とがありました。第一スキー場は温泉神社の後ろのスロープで、光雲閣の玄関付近から滑り降りることができ、ヒマラヤ大通りを通って鏡が池まで滑る旅館街を挟んで気持ちの良いコースです。大寒頃には鏡が池も凍り付き対岸に渡れました。岳から歩いて1.5km地点の第二スキー場が標高600m〜800mの若草山スキー場で、昭和29年にはリフトが設置され、さらに上部に1000m強のリフトを設置、昭和38年には現在の奥岳をベースのスキー場になり、同時に下部のリフトは廃止、現在のあだたら高原スキー場の標高950mから上がメインとなり、一昨年までは比較的安定して12月中旬から4月上旬まで滑走が可能なスキー場でした。ところが昨年から、何故かシーズンが短縮、その傾向が今年も続いていることが大いに気になります。標高による気温低下は、100mにつき0.6℃は誰でも知っていることで、スキー場が上部に伸びざるを得なかったのは理解できます。また、緯度の違いによる温度変化は決まった法則が分からないので、各地の年間平均気温を調べてモデルにしたところ、北極圏は−6.2℃として赤道付近のシンガポールは27.4℃で33.6℃の差があり、温帯に当たる北緯28度から北緯43度付近までは、緯度を1度=111km北へ登ると温度が1℃低下するデータが取れたので、平均気温2℃で222km、昭和初期の福島県の今の岩手県に移動したことになり、福島県は東京近辺の気候になっているのかもしれません。スキー場の基部の標高を上げていっても安定した雪が得られるのは標高1500m地点以上になってしまったようです。
トランプさんも地球温暖化により儲からなくなったら困る部分もあると思うので、パリ協定を批准して、CO2削減の急激な舵取りを期待します。
 写真は、福島県の伊南村に先日オープンしたクロスカントリースキーコース、大変に良いコースです。福島県は広い県ですので沢山のスキー場があります。千客万来のスキーシーズンになるよう大降雪があることを祈ります。皆様、良い年をお迎えください。