やっちゃんのあぐだもぐだ
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2019/09 の記事一覧
スポーツと本屋と旅マーケットの話
  ラグビーワールドカップ予選記事は大きく全カラー2面、巨人軍の5年ぶりセ・リーグ優勝記事は4分の一面と霞んでしまいそうな紙面には驚きます。東京オリンピックを目前に控え各種スポーツ競技が盛り上がりを見せ、スポーツイベントの明暗がはっきり分かれている現象を感じます。
 本屋の陳列の変化にも要注意です。ちょうど1年前、県内の大書店の陳列方法の変化が目に留まり、きれいに分類され並んでは居るものの買いづらさを感じていました。先日、この書店を訪問したところ、またまた大幅に陳列方法が変わっており、何故、一年以内にこんなに変わるのかが不思議でした。再々陳列変更後の印象は、安価な単行本と、漫画類、パッケージ化された書物などが前面に出され、奥に入れば図書分類に沿った展示はされているもののなかなか探している分野の書物にはたどり着けず、本屋そのものの価値が落ちたと感じました。仙台では、街の中心部にあったはずの大きな書店が既に業種を変えた別の展示場になっており、残って居るのは昔ながらの書店のみ、馴染みある陳列に地元出版物が数多く並んでいました。東京駅近辺の大書店は陳列が変わらず書籍数も多く、必ず立ち寄ってしまうのは、人口の多さのせいでしょうが地方都市での変化が半端ではなく気になるところです。WEB販売の進展が原因でしょうが、加速度的な世の中の変化に気が休まりません。「本は心の栄養」のキャッチフレーズが懐かしく思われます。
 自分の仕事柄、旅行マーケットの変化には特に敏感になるのですが、平成から令和になり、旅マーケットの異常な変化が気になっていた矢先にイギリスのトーマス・クック社破産のニュースがSNSに流れまたまた驚きでした。世界で最初の旅行会社であり、一時代が終わりの感があります。温泉旅館の商品内容も大幅な変化に備えることが急務だとの思いが強くなっています。旅館の集合地域である温泉場という観光地も同様です。値段と提供商品価値の価格設定には特に気をつけなければならない時代の認識が大事だと思います。どのような商品構成の観光地にすべきなのか、旅館やホテルも提供商品は何かを明確に示す時期に入ったと自覚して進みたいと思います。
 気候も社会現象も極端な変化の時代突入ですが、伝統の祭や行事の継承が今まで以上に大事なことであるとの思いが強くなっております。
 いよいよ10月、日本の秋は二本松の秋です。頑固で愚直な二本松人は250年間『提灯祭』を継続しており、今年から第一土、日、月曜日の曜日固定となりました。第65回『二本松の菊人形』のテーマは『源氏物語』、10月1日〜11月17日です。5年前に大好評の『五星山展』は『新・五星山展』として10月13日〜11月17日まで大山忠作美術館にて開催されます。日本画の巨匠・杉山寧、山口蓬春、横山大観、横山操、そして大山忠作の作品が一堂に会します。安達太良山もお城山も紅葉の見事さは言うまでもありません。御来松、お待ちしております。