やっちゃんのあぐだもぐだ
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二百十日安全祈願と㋇雑感
迷走台風がやっと日本海に抜け、ホッとして8月の雑感を書きます。
それにしても8月の台風発生にはヤキモキさせられました。9号、10号、11号と立て続けに日本の近くで発生するのは、地球温暖化がさらに進んだのか不安になります。通常はフィリピン近海での発生が、小笠原諸島付近に移ったことに驚きです。我々の中学時代の理科授業の復習ですが、台風が発生する原理は、熱い太陽が太平洋を直角に照らし水蒸気が台風の渦になり、発生から1週間から10日位かけて日本に近づくのだと記憶しています。緯度10度も北に発生地域が移動したので3日程度で日本の沿岸に近づいてきます。発生地と進行速度から日本近海到達は計算が合います。おまけに北と南の高気圧のせめぎ合いが偏西風の蛇行のせいで、発生時期がほぼ同時でも、発生個所の違いから9号は関東を直撃し東北を北上し北海道の東に大雨をもたらし、さらに続いて11号が同じような経路で少し東寄りに北上、北海道に今までになかったような大雨被害をもたらしています。2番目に発生した10号は、発生場所が少し西寄りだったために2つの高気圧の鬩ぎ合いのため、発生場所にしばらく滞在したまま少しずつ西に進み、エネルギーをため込んで沖縄に近づいたと思ったら進路を東に変え、発生場所付近に戻り、東北地方を直撃し、何とか日本海に抜けたのです。この3つの台風がいきなり小笠原諸島近海で発生したのが8月11日の山の日前後であったので今年の8月は、気象異変と台風発生のダブルパンチの年です。
実は8月の台風は、観光地に取っては大打撃なのです。特に岳温泉は8月の第4日曜日がメインの盆踊りになり、この開催日に台風がヒットされると大雨の中の盆踊りになってしまうからです。過去の盆踊り開催日にはせっかく通りを飾った提灯が全部吹き飛んでしまったこともあり、天気予報には敏感にならざるを得ません。
また岳温泉の源泉地は安達太良山中の標高1400m地点の自然湧出で、大雨による土砂災害にはきわめて無防備な地点にあり敏感にならざるを得ません。もともとの岳温泉はそこに在り、192年前の8月15日(新暦では9月7日)に大雨の山崩れで埋没したので、気象変動には敏感にならざるを得ない温泉場なのです。今回も台風9号の大雨の影響があり8月17日に温泉源泉地がやられ約半日温泉がストップしました。現在仮復旧状態で岳温泉に温泉が届いており、引き続く台風の襲来にはヤキモキさせられます。今回の迷走台風が観測史上初めて東北地方を直撃と言う進路予想には、どんな災害をもたらすか不安先行でした。
 写真は山の神と金剛山碑の前での岳温泉古峯講中の安全祈願祭、護摩を焚き無火災を祈願いたします。最近では講中の参加者が少なくなりましたが、台風一過の二百十日に行われます。さらに明日は関東大震災の日、全国的に防災の日です。自然災害の少ないことを心から祈るばかりです。