やっちゃんのあぐだもぐだ
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2016/01 の記事一覧
小寒、大寒、ワールドカップ
今年は小寒が6日で大寒が21日。どんなに暖冬異変だといっても大寒には降雪を見るようになりほっとしています。しかしながら暖冬の様相が、以前のこの時期とはまるで違います。数年前までは2月中旬以降にしか発生しなかった南岸低気圧が1月に多く発生しています。愛称の台湾坊主がいつの間にか使われなくなりましたが、冬に晴天の続く東京で、たまに降る雪と雪だるまが冬の風物詩になった時代はもう来ないかもしれません。今年第二波の南岸低気圧は25日に襲来、奄美大島では115年ぶりの雪、九州や四国は大雪ですべてがマヒする状況でした。香港の気温が3.1℃、台湾では寒さで65人も死亡とかのニュースには万全な備えはどうすればいいのか考え込んでしまいます。
 一方、雪の本場のスキー場は、降らない雪にヤキモキ、気温も下がらず降雪機が役に立たない状況でした。今は世界の天気やスキー場の状況が瞬時に分かります。スキー場エリアは世界中どこも雪不足で、通常は雪の降らないワシントンとかでは大雪で外出禁止との様相には気候変動の様相がここまで現れたのか驚かされます。
 スキーのアルペンワールドカップも通常開催される北欧での11月の大会は中止、12月からは世界各地で始まりましたが、何レースかは標高の高いところへの開催地変更を余儀なくされ、高速系のレースはスタート地点の標高を下げてより安全なコース設定にする工夫をして何とか開催されています。1月中旬のキッツビューエルもスタート地点を下げての開催でした。クラシックレースの一つのキッツビューエル大会では、滑降競技5レースのうち4レースの優勝を勝ち取った王者のスビンダルも転倒し靱帯断裂だそうで、転倒シーンを見るだけで恐怖心が伝わってきました。今シーズンのスキー場は例年よりは積雪が少なく地面のうねりがなかなか矯正されないようであり、細心の注意を払ってコース整備でさえ地球温暖化の影響を受けているようです。ちなみにキッツビューエル大会表彰式でのプレゼンターはシュワルツネッガー。スビンダルの首にメダルを掛けるつもりであったのかもしれませんが、ターミネーターのように不死身のスピンダルの一日も早い復帰を願うばかりです。
 ちなみに2月13、14日の両日のワールドカップはいよいよ日本の苗場にての回転、大回転のレースが行われます。日本のトップ選手である湯浅直樹選手も先日のシュラドミングで回転20位で今シーズン初のポイントゲット、日本の若手選手も多く出場が決まっています。2年後のピョンチャン冬期オリンピック、そして2022冬期オリンピックは北京開催。アジアの連続開催で、日本のスキーもさらに盛り上げていきたいものです。写真は数年前のあだたら高原スキー場での東北ジュニア大会の表彰式。伝統的なこの大会からもワールドカップで活躍する選手が沢山出ています。日本選手のさらなる活躍を期待いたします。