やっちゃんのあぐだもぐだ
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2015/09 の記事一覧
9月雑感
9月は社会現象、自然現象など色んなことがありました。特筆すべき一つは、ラグビー日本チームがあの南アフリカチームに勝ったことだったのではないでしょうか。3日後のスコットランド戦には負けましたが、日本チームがあんなに強くなって終了間際に逆転劇を演じた素晴らしさを共有したのではないかと思います。おかげで今までラグビールールの分らなかった人もにわか勉強で、スコットランド戦観戦に及んだのかと推察いたします。誰も予測しなかった南ア戦勝利は、改めてマンデラ大統領と南アチームを題材にした映画『インビクタス/負けざる者たち』を思い出させました。何で最強の南アフリカチームを体力が劣る日本チームが勝てたの?大男の集団と互角にスクラムを組み、小男の田中があっという間にボールを取って早いパス回しで、相手方のタックルをすり抜けゴールが出来たの?五郎丸のしぐさは忍者の印みたい?何で外人が多くても日本チームなの?など?マークがいくつも付いたのではないでしょうか。ヘッドコーチのエディー・ジョーンズって日本の魚屋のオジサン風だけど、通常の練習量の三倍もさせる御仁なの?とか、疑問も湧いてきそうです。二本松の友人で元早稲田ラガーマン曰く、勝つための綿密な戦略、日本一過酷な練習量、そして全員が勝利を心から信じると言う事をやって、かつての宿敵M大に勝てたのはこの原則だと言っていますが、良い解説でした。
国連本部にあるニューヨークに世界の要人が続々と集まっています。アメリカに渡ったローマ法王への熱狂的な歓迎ぶりに反して国賓として渡った中国首相・習近平への冷めたマスコミの反応はどのように解釈すればいいのでしょうか。強くなった中国がいくら発展途上国の為に多額の基金を準備しているという演説をしても、ローマ法王の人気の前には影がかすんでしまいます。
話しは変わりますが、VWの排気ガス問題もかなりショックな話です。好きな車の一つがワーゲンビートルだったのでこんなことで評判が落ちるのは淋しい感じがいたします。ディーゼル車の検査に引っかからなくするためのプログラムを搭載して検査をパスする手口は日本人には理解しがたいと思います。メイド・イン・ジャーマニーの信頼性だけで乗っている人が多いので、皆、同様に感じるのではないかと思います。ディーゼル排気ガスの数値を通常の40分の1で計測できるプログラムを車に組み込み、環境条件をクリアーする車両にしたのは何か魔がさしたでしょう。ドイツ車の信頼はドイツの信頼だと私は思います。哲学者の多い国がこんなことをするのは未だに信じられません。
写真は、20年以上愛用しているメイド・イン・ジャーマニーの栓抜きですが、コルク栓にもビールの王冠にも食いつきが良くお気に入りの逸品です。同じ形の栓抜きがかなり出回っていますが、このゾーリンゲンの栓抜きはまるで違う風合です。自宅の酒盛りにおいでの際は利用しますので、お見せいたします。技術への信頼は繁栄の元、二本松は美味しい酒がたくさんあります。栓抜きは要りませんが、伝統の醸造技術で作られた地酒を飲みながら、次のサモア戦でも楽しんでください。
トレラン礼賛
 天変地異の時代に入ったのかなとつくづく感じます。先日の鬼怒川流域の洪水に続き、地震や火山噴火が起こるであろうと言う予測が的中したのは怖いことです。阿蘇山の噴火は慣れているとは言え、ロープウェイの山頂駅に真っ白の灰が積もっている映像を見ると他人ごとでは無く感じます。箱根の噴火口はある程度治まったようですが火山を裏山に控える岳温泉の住民としては気が気ではありません。
9月は本来の祝日であった敬老の日と秋分の日と日曜日が重なりうまい具合に5連休になってしまい、9月のこの連休をシルバーウィークと名付けた御仁には銀メダルを差し上げたいくらいです。ちなみにこの4連休は、各地でイベントのオンパレードです。『嵐』のコンサートが仙台市で開かれるらしく、既に周辺の宿泊施設は泊まることができないようで宿泊は福島県にも流れてきているらしく大物タレントの集客力が地方開催でも桁違いであるのが良くわかります。
 9月は各地で色んな催し物が開催されます。先週、行われたあだたらトレラン10K&50Kも制限人員の600名の参加を見、大雨の後の微妙な天候の中開催されました。今年であだたら開催6回目を数えるトレラン大会になり、沖縄から北海道まで全国からこのトレランに参加されました。毎年の事ですが、全長50km、累積標高差4000mをわずか6時間そこそこで踏破する選手の皆さんの身体能力にはびっくり致します。大雨後の山あり谷ありのコースですから、渓流を登るコースは増水しており丸田橋には水がかぶり、それでも強靭な選手たちはものともせず渡っていきます。制限時間が13時間ですので早朝6時スタートでも最後の渓流沿いコースに入る前のチェックポイントではヘッドランプの携行が義務図付けられておりチェックが入ります。最後尾通過時間が16時30分ですから、最後のコースの登りに入った時は暗くなります。
 この時期にしかできないレースですが40km近くを走り切り、最後10kmの上り下りにまた立ち向かう勇気には感服いたします。こんなレースが世界の各地で行われていることを聞くと誰もがびっくり致します。トレランレースが入山者の多い山を中心にトラブルが増えてきていることもあり、さらに環境保護の大義から規制が強化されており心配なこともあります。因みに、わが安達太良山はトレラン愛好者からは絶大な人気があります。登山者も多いのですが、安達太良山の登山者はトレイルランナーに対して非常に好意的であると感じています。トレランのゴール付近に来た高齢者の登山家が来年は自分も出てみようかなどと声がかかります。
 安達太良山は素晴らしい山であると自負しております。このトレラン競技も長く続き、トレッキング愛好者も自らも参加してみたくなるような面白い、野山を駆け巡った後の満足感が大いに得られるレースになることを祈ってペンを置きます。トレラン万歳!