やっちゃんのあぐだもぐだ
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2012/08 の記事一覧
安達太良の自然に触れてみませんか?
今年の夏は暑い日が続ききました。最近の天気予報は観測点が多くなった所為か、集中豪雨の雨雲の配置と動きがインターネット画面ですぐわかります。25日に行われた岳温泉盆踊り大会の初日も19時の開始時間30分前に突然カミナリと集中豪雨に見舞われ危うく中止かなと思った20時30分に雨がピタッと止み、めでたく58回目の盆踊りを実施できました。この時にはインターネットの画面を見て雨雲の状態の濃淡が極端なのに気づき、20時30分頃には止むから盆踊りの中止決断をしないと言ったら見事に当たりました。スキー場ゴンドラを運営している会社でも、山の安全に万全を期すために最近のインターネット天気予報を参考にゴンドラの運行を決めるのだそうです。
最近、真夜中に地震が多いのは何となく気になります。昨年3月の大震災を経験しているので地震規模では比較的小さいものの万が一の準備はしていた方がいいと思っています。昨年9月5日には鉄山の大規模地滑りで温泉源が埋没、すぐに復旧はできたものの、大地震の後で地盤が緩んでいたところに夏の長雨が原因での山崩れでした。実は岳温泉の源泉地は188年前の文政七年8月15日(旧暦9月7日)の長雨のあとに大規模山崩れで温泉街全体(標高1400m地点)が埋没し、その後、温泉場ごとの移転と引き湯を繰り返してきた歴史があり、現在の場所は4度目の移転先で安全な場所なので安眠できる標高(500m〜600mの保護性気候帯)のところにあります。
さてこのような天候と自然条件の中、今年で3回目の開催になる安達太良山トレイルランニングレースが9月22日23日の両日、『安達太良山』のほぼ全山を使って開催されます。正式名称は『OSJ安達太良トレイル10K・50K』。全国から山岳レースの鉄人たちが参加しますが、累積標高差4000mのコースをわずか6時間程度で完全踏破する人もいるくらいのサバイバルレースです。スタート地点のあだたら高原スキー場(標高950m)から一気に安達太良山頂(1700m)を目指し、そこから西尾根を下り和尚山のナイフリッジを上り銚子が滝に下ります。ここから西尾根のブナ林を抜け、船明神山をめざす上りコース。さらに沼の平の硫黄採掘場に下り第一関門。上りは噴火口の北側対岸から胎内岩をくぐり鉄山をめざし、なだらかな尾根を下り笹平から塩沢登山口までの下りで第2関門。最後の登りは湯川渓谷から峰の辻篭山まで、そこから勢至平を下りスキー場のゴールとなります。50qの制限時間は13時間、10qのショートコースもあります。
天変地異の心配は横に置き、是非参加をお勧めします。写真は今年のパンフレット、奇岩奇勝の山岳コースは魅力いっぱいです。亜高山帯の刺激性気候の自然の中に生身の体を投げ出せば、生きている実感を体験できます。レースの後は、悠久の温泉『岳の出湯』が待っています。