やっちゃんのあぐだもぐだ
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東西ネーミング考
『大雪はラニーニャの仕業』との報道に変に納得。ペルー沖の海水面低下がインド洋東部からインドネシア近海の海水温が上昇をもたらし偏西風が蛇行し、寒気が南下し易かったから日本の西でシベリア高気圧が強まって寒気をもたらしたとのこと。『冬将軍』が勢いづくのは『ラニーニャ』の所為なのでしょう。関東地方やわが福島県は浜・中通りに春の大雪をもたらすのが『台湾坊主』というのも何となくわかる気がします。気象に関する現象にはニックネームがつけやすいのでしょうか日本も外国も判りやすい名称がついている気がします。
ラニーニャによる大雪現象はマスコミ報道ではすごい豪雪をもたらしているようですが実際には日本海沿岸地帯の低部だけが豪雪状態。山岳地帯の積雪は例年通りだそうです。ちなみに安達太良山の積雪は例年通りです。
先週行った蔵王山の樹氷は寒さの所為か見事なスノーモンスターでした。山頂付近は日中でもマイナス15℃以下にこの冬は度々なるそうで、冷え込みが強くて降雪量は余り多くないとのこと。そこで聞いた話。蔵王山の鳥兜山とキッツビューエルのハーネンカムの意味が同じ『鶏冠』だそうです。ハーネンカムというのはオーストリアのキッツビューエルにある有名な滑降コースの名称。スタート地点がトサカのように急峻でスキーワールドカップでの最も難コースと言われているコースです。ちなみにこのキッツビューエル出身の一番有名なスキー選手はオリンピック初の三冠王トニーザイラーです。蔵王の鳥兜山から下りるコースにはハーネンカムコースと後に名付けられたようですが、鳥兜山はスキーが渡来する前からの名称で不思議な一致です。
さて安達太良山は別名・乳首山。アイヌ語の辞書にあるtotoの意味が乳房とか母親の意味です。アイヌ語のaは私の意味。atotoが福島の地では北海道よりは暖かく口を大きく開けたからadataになったのでしょうか?同じ意味のオッパイ山がスコットランドにありその名はPaps Mountainだとか。安達太良山は日本酒の名産地、パップスマウンテンはウィスキーの名産地。こちらの名称は酒が取り持つ縁かも知れません。洋の東西を問わず面白いニックネームが付くものですね。
偏西風を蛇行させるラニーニャは女の子の意。エルニーニョ(男の子)は雨を多く降らせ温暖化するとか。ラニーニャのお蔭で3月に入っても安達太良山は絶好のスキーコンディションです。純白の乳首山絶景をぜひ見においでください。カンパーイ!
  写真は蔵王の樹氷です。ヘルメット姿のこの方にハーネンカムの意味を聞きました。