やっちゃんのあぐだもぐだ
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2011/08 の記事一覧
セミが鳴かない?蚊が居ない?
  3.11から間もなく5か月。当館も3週間前に何とか再オープンし、一般のお客さまを受け入れられるようになりました。少しばかり地震の爪跡が館内外に残り、余震が来ると修復したところが心配になりますが震度5弱くらいまでは大丈夫のようです。ハード面での破損は修復すれば何とかなりますが、正直のところサービス体制を元通りにすることなどソフト面での修復を急がなければならないと思っています。
  岳温泉地域全体としても安達太良山へのゴンドラも7月16日から毎日運航するなど観光地の様相も何とか元に戻りつつあります。道路などは地震による陥没などがあちこちに見られるので運転には気をつけてください。ちなみにスカイラインなどの山岳有料道路はすべて無料になっていますので、福島の山々を楽しむにはいいチャンスです。
 岳温泉が売り物にしてきたウォーキングを柱としたイベントは4月から従来通りに実施しています。毎月3回の月例ウォーキングは、今年はさらに人気が出て毎回参加者が増えている状況です。また、ノルディックウォーキングとパワーウォーキングの体験コースはインストラクター付きで実施されており、今年は県内の家族連れの皆様の利用が多くなりました。岳温泉の周辺の放射線量が0.2〜0.25μ㏜程度で阿武隈川の流域の6分の1程度だから気分的に安心して歩けるからなのでしょうか。
  さて、周辺部の自然はどうなっているか気になるところです。7月半ばに梅雨が明けても蝉の声が聞かれず、普段の年に比べまったくやぶ蚊が寄ってこないので今年は何か原因が?ひょっとして放射能?と思っていました。同じ頃の7月下旬の早朝テレビで、みのもんた氏曰く『今年の夏はミンミンゼミが鳴かない。どうして…?』と。昆虫園の専門家の解説では春先に気温の低い日が続き、また梅雨明けが早かったせいで蝉がまだ泣かないのだとコメントしていました。福島と新潟県境の豪雨災害があったばかりですが異常気象の影響が大き いのが今年の夏のようです。
  それでも、最近の公式発表とやらは何でも信じることができないので、散歩しながら自分の目で確かるべく岳温泉周辺の自然を、目を皿のようにして観察しております。ここに来てようやく見つけました。イトトンボ、カミサマトンボ、アメンボウ、クロアゲハ、モンシロチョウなどなど。今まで鳴かなかった蝉の声もうるさいぐらいに聞こえます。今年もやぶ蚊に刺されないように気を付けたいと思います。
  写真は鏡が池でのカミサマトンボことオハグロトンボ。いつもの夏が安達太良高原にやってきました。