やっちゃんのあぐだもぐだ
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安達太良雪山賛歌
今年は例年に無く冬型の気圧配置が続いています。三寒四温はどこへ行ってしまったかと思うぐらい晴れ間が見える日が少ないようです。クリスマスの日から快晴の安達太良山の写真が撮れないままでもう4週間目に入っています。やっぱり異常気象なのでしょうか。それとも日本スキー伝来100周年を記念して各地のスキー場に恵を与えてくださっているのでしょうか。
今シーズンのあだたら高原スキー場はお陰さまでコースはベストコンディションで名物の風が余り吹きません。中規模スキー場の割にはコースが変化に富んでおり、どんなスキーヤーやスノーボーダーにも対応でき人気です。また、昨年完成したゴールドラインリフトのお陰で初心者にも大好評で、中間駅で降りれば緩斜面だけの長いコースになり初心者でも恐怖心を抱かずにスキーができるようになっています。
冬になるとどうしても雪のことやら異常気象の事がこの『あぐだもぐだ』の話題に入ってきますが、生まれた時から同じところに住んでいるせいか、雪の降り方の微妙な違いがよく分かります。
私の住んでいるところは標高530mくらいですが、昭和4年に作られた岳スキー場の基部は標高630mくらいです。このスキー場がどんどん上に伸びていき標高970mまでリフトが到達したのが今から54年前の昭和32年でした。さらに昭和39年には現在のあだたら高原スキー場が烏川リフトまで到達(標高1150m)、そして平成2年についに薬師岳山頂駅(標高1350m)にゴンドラがかかりました。地球温暖化に伴って少しずつ雪線が上部に延びていったことが良く分かります。標高970m以下の古いリフト2基は昭和43年に廃止されましたが、もしも今年のような雪の降り方なら標高差720m全長4kmも滑れる大スキー場であったのです。30年ほど前までのパラフィンワックスは温度の適用範囲も狭く、雪の降り方や斜面の陽の当たり方に大きく左右されたのでいつも気温や雪温を気にするクセが付いています。
スキー板もヒッコリー材やイタヤ材に平エッジからメタルスキーとなりモールドエッジ(板に埋め込み式)に変わり、板がチタン合金となり断面が台形化、ついには現在のシャモジ型の短いカービングスキーとなりました。昔に比べるとスキーの操作性も格段に上がっており、さらに安全になっています。
今日の日経新聞には「スキー今度は子連れで…ブームを支えた世代戻る」の記事になり、思わず喜んでしまいました。
あだたら高原スキー場はスキーやスノーボードスクールの指導プログラムも大変充実しています。是非、雪山にお出でください。写真は正月1日の矢筈が森です。山スキーのシュプールが見えますか?多分、相当のベテラン山スキーヤーのシュプールですが、スキー場近辺でも充分に冬の自然を楽しめます。