やっちゃんのあぐだもぐだ
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2010/10 の記事一覧
異常気象と安達太良山紅葉前線
  安達太良山の紅葉を見ると、今年の異常気象ぶりが何となく分ります。ゴンドラ山頂駅を降りてすぐの薬師岳から絶景は10月9日頃から例年通りの発色でした。でもこの頃に麓から見る山はほとんど緑色。標高差400mを一気に稼ぐあだたらエキスプレスゴンドラのお陰で夏から秋に一気に駆け上がれ、錦秋の安達太良を間近に観賞できるのでたくさんの人でにぎわいます。
  紅葉が見事な上に、簡単に絶景が見られるものだから登山道は様々なリゾートファッションで溢れるます。こちらもカラフル。最近目立つ山ガールファッションはカラフルなタイツにスカートとヤッケ、帽子もリュックも登山靴もさらにカラフルです。伝統的チェック柄の登山シャツを着たスタイルはまだまだ多く、主流を占めていますが、中にはまさにヤマンバ(ガングロヤマンバの)そのまんまの女性も見受けられます。ハイヒールのロングブーツにミニタイトスカート、そして通常のストッキング。ゴンドラ山頂駅からしばらくは木道が続くので勘違いし、つい標高1700mの山頂まで気軽に登ってしいます。木道の長さは800m程度、あとは石ころだらけの登山道。案の定、下り道で歩けなくなって抱えられて降りて来る旅行客を何度もお目にかかりましたので要注意です。
  ゴンドラ乗場付近が過ごし易い気温でも山頂駅からは急激に気温が低下します。さらに標高1700m位の稜線に近づいたとたんに偏西風が吹きすさぶのが安達太良山の特徴であり要注意です。ちなみに標高を100m上がるごとに気温は0.6℃ずつ低下。ゴンドラ乗場が10℃の時は薬師岳山頂駅は7.6℃、標高1700mの安達太良山頂は5.5℃になります。さらに常に西風が吹く稜線では体感温度は簡単に0℃くらいになってしまうので細心の注意必要なのは言うまでもありません。
  さて気象と紅葉の話に戻ります。今年の秋は、標高1350m以上とそれ以下では極端に気象条件が違っているように感じています。今年の初冠雪日は10月27日。20年くらい前の初冠雪日は10月初旬から中旬であり、紅葉垂直前線も少しずつ麓に降りてきたように記憶にしています。連日猛暑日が続いた夏の後、一気に冬になったような感じが今年の秋です。空気の温度差が高層と低層では極端に違っているのではないでしょうか。だから、局地的な豪雨や、竜巻も発生するのかもしれません。
  異常気象のせいか岳温泉周辺はやっと今頃になって色づいてきました。菊人形の会場付近はこれからが紅葉の始まりです。菊の咲き具合もようやくよくなってきたようです。安達太良山は紅葉の絶景地が随所に点在します。是非、錦秋の安達太良と二本松を楽しみにお出かけください。写真は今年の夏、気になった山ガールのワンショットです。ご参考までに…