やっちゃんのあぐだもぐだ
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安達太良賛歌と50kmトレールラン
  日帰りで気軽に登れる全国100名山の第1位(5月のbe土曜朝日新聞)になったせいでしょうか、今年は色んな雑誌に『安達太良山』が取り上げられています。登山とはジャンル違いの月刊スキージャーナル9月号にも田部井淳子さん親子(嫁姑)と安達太良山が20ページにわたりグラビア特集されています。この中には三浦豪太さんも登山における運動効果などを詳しく取り上げ、夏山を使った冬のスキーのトレーニングについて触れています。是非、ご一読をお勧めします。
  さて、わが愛する安達太良山には7つの登山口があり色んなルートが取れます。今はメインルートが表安達太良登山口こと奥岳登山口になっています。ゴンドラで一気に標高1350mの薬師岳まで登れるこのコース、実は昭和39年のスキー場の夏山リフトが開業してからの安達太良山系では新しいルートと言えます。ゴンドラのお陰で春夏秋冬の安達太良連峰の変化が身近に感じられ、蔵王連峰、阿武隈山地など大パノラマも楽しめる人気コースです。
  メインルートが便利になりすぎると、古くからある登山道の整備が追いつかなくなるのは世の常ですが、塩沢口からの登山もお勧めです。塩沢口→馬返し→僧悟台→笹平→弥陀ヶ原→鉄山→馬の背→矢筈ヶ森→峰の辻→くろがね小屋→塩沢別れ→湯川渓谷→八幡滝→屏風岩→馬返し→塩沢口とルートで標高差役1050m、距離約18km、所要時間で約7〜8時間。通常は逆ルートを取るようですが、最初の上り坂はキツくても森の中を歩き、僧悟台に近づくにつれ植生も豊かになり、安達太良山、篭山、鉄山、箕輪山の景色がだんだん近くなる景色には他のコースにはない達成感を感じます。笹平付近がカール状ににえぐれ、この谷に降る雨が一気に東鴉川の急流になるのかと思うと自然の驚異さえも覚えます。笹平分岐に到着し鉄山避難小屋に来るとホッとするからこの辺を弥陀ヶ原と言うのでしょうか。ここからは沼の平噴火口の不気味な景色が目に入ります。本当は鉄山から今は通行禁止になっている馬の背→くろがね小屋のルートが最短距離です。梵字石のような歴史的遺産(山止めの祈願石『寛文10年(1670年)』)があり、湯川の源流を右にみて湯川渓谷を下るのがお勧めですが……
  さて、その他、石筵、県民の森、沼尻、横向、野地の登山口とありそれぞれのコースに特徴があるのが安達太良の登山コースです。実はこの9月26日には登山コースの80%を使い第1回安達太良山50kmマウンテントレールレースが開かれます。午前6時に奥岳のスキー場をスタート、制限時間15時間で標高差1000m位を5回上り下りを繰り返すレンジャー部隊並みのレースです。地元の山でこんなレースをやるのに黙っているわけに行かぬと私も老骨(?)に鞭打って出場することにしました。参加することに意義ありの参加ですが、途中リタイアを視野に無理せず無事生還を期します。写真は笹平のカール状地形。別天地の景色を見に、日帰り登山も良し、50kmトレイルレース参加も良し。気軽に我が裏山まで出かけてみませんか?