やっちゃんのあぐだもぐだ
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2009/11 の記事一覧
保養温泉地づくりの長い道のり
PR不足ですが、岳温泉は全国7番目指定の国民保養温泉地(環境省)です。この制度は昭和29年から始まり、岳温泉は昭和30年8月24日に指定されました。現在、全国には91箇所の指定温泉地があります。指定の条件が、●温泉の効能が顕著●付近の景観が優れている●環境衛生条件が良好●気候学的に休養地に適している●温泉顧問医の設置●災害に対して安全、などです。環境省発行の出版物には「各温泉地それぞれ独自の特徴をもち、保養地として大いに利用されてよいものばかりであります」とあり、指定された温泉地側としては、これらの条件をベースに大いに温泉療養と自然条件を活かせる温泉地づくりを目指すべきだとの思いがいつも念頭にあります。
さて、全国7番目の保養温泉地・岳温泉の現況ですが、60年前の指定条件を基本に色んな取り組みをしています。自然条件を活かしたウォーキングを柱にした健康保養温泉地づくりでは他の地区よりは、少しばかり先を行っていると自負致します。平成16年からの福島大学との産学連携により、ハートビッヒ・ガウダー氏(独)のパワーウォーキング理論を保養温泉地づくりの根幹に据えて事業の展開をはかっております。ガウダー理論は心拍計を基準として、ふくらはぎのミルキングアクションを第2の心臓と捉えて個々人の体力にあった取組みをすることにより誰でも健康になれるシンプルで楽しい理論です。岳温泉観光協会事務局にはパワーウォーキング理論を習得したインストラクターが常駐し、レンタル心拍計で誰でも気軽にこの理論を習得できますので、是非インストラクターを活用して高原を散策することをお勧めいたします。
今回で4度目になるガウダー氏の来訪で感じたことは、ドイツ型保養温泉地モデルを日本の温泉地に活用するには、日本の医療と保養の関係をスムーズすることで温泉地がもっと人間の健康に寄与できる場になれると確信したことです。岳温泉はもともと自然豊かな環境の温泉であり、スキー場のゴンドラを活用すると刺激性気候の亜高山帯(1350m以上)に簡単に到達できます。旅館街の集落は標高550mほどのテラス状のところにあり、こちらの保護性気候は安眠に最適環境です。NK(ナチュラルキラー)細胞が増え免疫力アップにつながる桧の森には標高630mの等高線上に平坦なウォーキングコースもあります。こんな立地は言わずもがな、身体や心の健康を害した後のリハビリテーションや病気予防には最適の場であることは間違いありません。是非、岳温泉に滞在して自分の健康を積極的に自分で獲得することをお勧めします。岳温泉では健康保養温泉地としてのウォーキングを中心とした滞在プログラムを準備しお待ちしております。
温泉で癒して、病ダレを外し、心を前に出しましょう。愉しくなりますよ(解るかな?)
写真はガウダーさんのノルデッィックウォーキング講習会の1コマです(あづま館専用グランドにて)