やっちゃんのあぐだもぐだ
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『どこでもドア』安達太良版
冬至の日は南瓜が出たり、クリスマスの前夜だったり何となく印象に残りますが、夏至の日の印象が薄いのはどうしてなのでしょう。ちょうどこの時期に梅雨に入り、梅雨寒であったり、太陽が見えない日が続くからなのでしょうか。それでも最近ではキャンドルナイトを仕掛けるなどイベントが各地で行われるようになってきます。
さて、私たち観光地で暮らす人間にとってはこの時期は夏休みを一ヵ月後に控える大事な仕込みの時期になります。
最近の季節感の無さと、年間休日の多さが原因なのか、夏休みはこれだという季節感を表現するのにかなり苦労します。
自分が小学生時代の夏休みは、一ヶ月も滞在して下さるお客さまが何組かお出でで兄弟みたいに仲良くなって夏休みの終わりに涙を拭き拭きお別れした記憶があります。滞在中に昆虫採集や魚とりをしたり、路上で花火をやったり、今の気忙しい世の中に比べて何となく幸せな郷愁感が漂っていたような気がする良い時代であったなと思います。時代を遡るのは不可能ですが、こんな時代と少しも変わっていないのが安達太良山の大自然です。ゴンドラや道路のお陰で昔よりは数段便利になっています。でも、道端からホンの数メートル山林原野に入るとそこは昔の自然のまま、わが安達太良山の魅力はそのままです。
私事ですが、6月のオリエンテーリング大会に今年も参加してみました。地図とコンパスを頼りに山林原野を突っ切る自然相手のスポーツはガキの頃の冒険心が湧き上がってくるスポーツの一つです。山野の地形を読みながらコントロール(目標のポイント)までショートカットし自分の地図読みの判断が正しかった時の満足感は小気味いいものです。オリエンテーリングのようなイベントがないと一般的にはなかなか自然に触れ合うのが難しい時代であることは確かです。
ドラえもんの『どこでもドア』みたいな装置が温泉観光地にあれば簡単に大自然に触れ合えるのではないかと思います。今年のあだたら高原にはこの『どこでもドア』的な仕組みとしてシャトルバスが走ります。安達太良トレッキングやフォレストパークあだたらのガイド付きプログラムなどが利用できるようになります。森に入ろうとしてもなかなか入れるものではありません。今夏は、身近な自然に触れ合い人間本来の冒険心を呼び覚ましてみませんか?
写真は森のおばけの目玉です?(ハンノキ)。お化けがいてもガイドがあれば怖くありませんよね!!