やっちゃんのあぐだもぐだ
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観光の原点回帰
サクラの花が咲き始めると何となくウッキウッキ。リーマンショックから沈みっぱなしだった経済も、侍ジャパンの快挙ではテンションが上昇ぎみかと期待がふくらみました。1929年大恐慌の再来、1873年の大不況そっくりだとか、不況脱出策も諸説紛々、答えはまったく五里霧中、特に観光産業がどんな風になるのかは皆目検討が付きません。こんなときは、スポーツ選手のスランプ脱出策をマネし、基本に戻ることが一番、原点回帰こそ唯一の隘路と決め付け、宿泊に結び付くような観光行動促進策を真剣に考えるようにしております。
一般的に観光行動の3原則は、余暇時間と可処分所得と行動阻害の道徳観からの開放といわれています。観光行動が起これば必ず経済的効果が現れます。今は大恐慌の影に不安感を募らせた大衆が将に巣篭もりしている現象でしょう。そんな意味では、28日に始まったETC『高速代1000円』と、『定額給付金12,000円』は単純だけど良い効果をもたらす手法であり大歓迎です。ちょうど花見の時期にかかり、巣篭もりや冬眠現象からの開放にはグッドタイミング、日本人だから花見景気につながれば最高ですよね。
『国の光を観(み)るは、王の賓たるに利(よろ)し』が観光の原点。地域文化の見せっこする事が今は最も大事だと思います。昨日、岳温泉に長野県東部(別所、菅平、鹿教湯など)の旅館の皆様が視察旅行に見えました。松渓苑でのお泊りでしたが岳温泉全体でのお迎えする事ができました。岳温泉における観光事情の視察ということで『インバウンドの話』はくぬぎ平ホテルの阿部女将、『地域ぐるみリサイクルの講話』は光雲閣の大内社長、そして宴会要員の私が加わり大懇親会でした。今朝は私がフォレストパークあだたらまでご案内。エコツーリズムの話を長野県の皆様と共に私も拝聴し、自分達の身近にこんなに素晴らしいお手本があることを再認識できしました。長野県の皆様からの質問のひとつに、「あだたらの意味は何ですか?」。私はアイヌ語の解釈が好きで、「『あ』=『我々の』、『だた』=乳房や母の意味(アイヌ語辞書ではtotto)が一番ぴったりと思います」と答え、納得していただいたようです。『乳首山』の愛称で親しまれている安達太良山は『母なる山』『おっぱい山』に間違いありません。愛の歌3首が詠まれた安達太良山は万葉集に最北の山であることもPRできました。観光の原点は自分達の国の『光=文化』をお互いに見せっこすることだと改めて認識した次第です。
写真は、フォレストパークあだたらでの講演会風景。文化を磨く事が大事ですね。
お断り:4月中旬から、ホームページのデザインが変わります。『あぐだもぐだ』の入稿がいつも手間取り月1回ペースでしたので、今度は会社総出でブログを書きます。ご期待ください。