やっちゃんのあぐだもぐだ
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2009/02 の記事一覧
世界選手権万歳
冬の間のニュースは何と言ってもスキーの話題が一番だと思います。今朝のニュースは久々に明るいニュースをもたらしてくれました。日本のスキー複合チームがチェコのリベレツで開催中のノルディック世界選手権にて見事に金メダル。来年のバンクーバーオリンピックに向けて弾みになるような快挙です。今年は、冬期スポーツが世界選手権の年であり、猪苗代ではフリースタイル世界選手権、スポンサーや総体的予算枠組みの問題も有りましたが成功を祈ります。
来週から始まるフリースタイル世界選手権は、福島県のスキー場と温泉場が国際化する良いキッカケです。昨日、私共の旅館においでいただいた外人のご夫妻は、息子の晴れ舞台(世界選手権のスキークロス競技)を見るため、アメリカ国内から直接我が宿に予約をされた方でした。予約段階での旅行会社からのメッセージだけでは、猪苗代の世界選手権がらみの方だとは判らず到着してから初めて滞在目的が判り驚きでした。息子の晴れ舞台観戦の宿泊地として、岳温泉は決して便利ではなく、むしろ不便なところです。幸いフロントの担当者がアメリカ留学の経験者で英語が話せたため、1泊だけで猪苗代のホテル宿泊をおすすめでき無事応援観戦できるようになり事なきを得ました。猪苗代スキー場に隣接するホテルまで無事にお送りできましたが、このご夫婦は多分、ヨーロッパアルプス地方の感覚やアメリカのスキー場の地理的感覚で予約を入れて来たに違いありません。
インターネットの検索機能がどんどん発展し3Dの立体図が一瞬にして見られる時代、岳温泉と猪苗代スキー場は一山越せば隣村の感覚。世界中を股に掛けているスキーヤーにとっては、イタリア側から登ってフランス側に下りるような感覚でしょう。ふもとの村々を結ぶアクセスの良さは滞在のための大事なプログラムかもしれません。日本のスキー場を持つ温泉場はアクセスがあるのが当り前の感覚で申し込まれたのだと思います。
アメリカ人夫妻のために晴れ舞台開催地に近いホテルにご案内して差し上げて良い気分ですが、実際にのは私の旅館の今日から3泊分のキャンセルを穴埋めしなければなりません。こんな出来事があったためか、人間の意識が急速に国際化している中で、自分の生業としている旅館と温泉場が未だ国際的感覚でソフトプログラム化されてないことに気がつきました。世界のリゾートはその地域の伝統を守りながらリゾート滞在のためのプログラムが充実しているように思えます。日本でも旅館内のサービスプログラムの向上と同時に地域ぐるみでの滞在プログラムの充実に力をいれていく事が大事だと痛感します。宿六家業は各種様々なお客様とお話するチャンスに恵まれます。日本の温泉場もこの世界同時不況が世界標準の観光地に脱皮する好機のような気がします。
ネット検索でご宿泊いただいたご夫妻に感謝し、ご子息の世界選手権での活躍をお祈りします。写真は今朝お発ちになる前の記念写真です。