やっちゃんのあぐだもぐだ
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CTスキャナーの発明家のこと
連日の株価暴落で世界経済は一体どんなになってしまうのでしょう。1929年の大恐慌の再来になるのでしょうか?昭和大恐慌で昭和6年(1931)には二本松に銀行が一軒もなくなった歴史もあり心配な状勢ですね。
その一方で、ノーベル賞日本人受賞の相次ぐ報道に「日本人ってやるじゃない!」と思っている人が多いに違いありません。物理学賞の南部さんは宇宙の起源に迫る理論、小林さん、益川さんは物質の最小単位であるクオークが6個あることを解き明かしたとか。化学賞の下村さんについては、オワンクラゲの発行物質の抽出発見が受賞理由だとか、科学音痴の私にとってはまるで縁の無いことですが日本人の基礎研究能力は「すごいんだなー!!」とつくづく感じます。4人の科学者の出身地や母校はさぞや大喜びだと思います。
二本松からもノーベル賞受賞者が出たらいいのにと思うのは私だけではないでしょう。こんなとき思い出されるのが我が母校である安達高校出身の高橋信次博士です。高橋博士は現在のCTスキャナーにつながる放射線回転撮影法を発明しました。安達高校(旧制安達中学校)から、東北帝大医学部へ進み放射線医学の道に入り、弘前大学教授として研究を積み重ねX泉廻転撮影法を発明、名古屋大学教授に招請、愛知県がんセンター名誉総長にまでなられ放射線学会で世界的に活躍されました。功績は数々の受賞に結び付き、文化勲章を受賞、スウェーデン王立アカデミーからはゴールドメダルを授与されました。残念ながら74才で他界されましたが、もしもご存命ならばノーベル医学生理学賞は間違いなかったと言われている方です。写真は我が母校県立安達高校の正門の横にある高橋信次博士の胸像です。名誉市民である先生の偉業については安達が原ふるさと村の先人館に展示されています。今回は4人の日本人ノーベル賞受賞報道を記念して(便乗して?)、我が故郷の偉人を紹介させていただきました。