やっちゃんのあぐだもぐだ
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『オニー…、ソト』マネジメント
二本松では節分に「オニー…、ソト。オニー…、ソト。オニー…、ソト。」と豆をまきます。なぜ「鬼はー…ッ、ソト」と言わないかと言うと、二本松藩のお殿様が丹羽様だからです。我が家でも夕飯を一口急いで食べ、鬼が入ってこないうちに「福はー…内。オニー…ソト」とやります。豆まきは私の仕事であり、昔は子供たちを連れて全館に豆をまいていました。今年はフロントマンとペアーを組んでの豆まきでした。ロビーやクラブなどの表の部分から、裏の機械室や倉庫などこの日をチャンスに点検する役目もあります。また、ちょうど夕食が始まったお客様の会食場にもお邪魔し、大きな声で「今年も皆様健康でお過ごしいただくように、豆を任せて戴きまぁーす…」「福はー…、ウチー…」とやります。お陰さまで、ほとんどのお客様から大歓迎、退出する時にはお客様に炒り豆を歳の数だけお渡し食べて戴きます。今年の2月3日は日曜日でお客様も多く、オマケもつきました。1月から始まっている産地直送まつりのおみくじ海苔で今春初めての『大吉』が出、地デジ対応32型液晶テレビをプレゼントすることになりました。お客様からは「豆をまいてもらったせいだよ…」と言われ大好評。今年は何かいい事がありそうな予感がします。『産直まつり』は、4月までやっておりテレビが毎月当ることになっています。是非産直まつりパックで宿泊されおみくじ海苔を引いて、32型テレビや宿泊券を当ててください。
ついでに裏方の話。写真の田作り(この辺の言い方)話です。節分用に柊の枝に鰯の頭を指し、入口という入口に鬼が侵入しないようオマジナイをかけます(今はガムテープでドアに止めます)。わが宿では昔の番頭さんが、退職後も節分の日には必ず田作りを作って設置してくれています。同じく、端午の節句用の菖蒲湯も準備してくれています。菖蒲とヨモギを束ねて大浴場用に浮かべてくれるのも『昭ちゃん』の愛称で親しまれている昔の番頭さんです。退職して20年以上になるのに有難い限りです。ちなみにわが宿の菖蒲湯は旧暦の5月5日、今年は6月8日に当たります。岳温泉近辺は標高が高く6月にならないと菖蒲とヨモギがフンダンに採れないから5月5日には菖蒲湯はありませんが、旧暦の端午の節句には、酸性泉の魅力にプラスして菖蒲とヨモギの薫りが漂います。ちょっと先の話ですが、菖蒲湯は年に一度のチャンスです。歳時記マネジメント、裏方の話しでした。