やっちゃんのあぐだもぐだ
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2007/01 の記事一覧
60にして耳を疑う
昨日は大寒、例年よりも雪が少ないけど、スキー場は無風状態できちんと整備され、上々のコンディションです。私は亥年生まれの還暦スキーヤー、「60にして耳に従う」と行きたいところですが、己の耳を疑いたくなることが多いのでウンチクを語ります。今年の話題は何と言ってもの団塊の世代の動向、時々「ダンコンの世代ですね?」といわれます。ダンコン(弾痕・男根?)ではなく鉱物の塊りの意味でダンカイの世代です。
バブル崩壊後、よく「バルブが崩壊して大変だよ!」と水道管が破裂したような言葉を耳にしました。ダンコンとバルブはまだご愛嬌としても、わが大好きなスキーについては空耳では済まされません。言葉使いの間違いはスキー技術の間違いに発展し、次世代に誤って伝わるので、知ったかぶりをご披露いたします。最近売れ筋のカービングスキーのことです。クドイと思っても、しっかり読んでくださいネ!。
カービングスキーとはスキーのトップとテールがシャモジみたいに曲線を描いている幅広で短めのスキー。「曲線を描いている」と書くと、カービングスキーは、クニャクニャと曲がりやすいスキーだと解釈している人がほとんどのようです。英語のスペルはCARVING SKIです。CURVING SKIではありません。CARVEは、切り分けるとか彫刻する意味です。CURVEは曲がるとか曲げるの意味で直球カーブのカーブです。ドイツ語ではカービングターンをSCHNEIDEN SCHWINGEN(シュナイデン シュヴィンゲン)と言います。クロスカントリーのスキー板でも、急で硬いコブ斜面を切って滑り下りるウマイ選手はいます。これぞクロカンスキーのカービングターンです。お分かりいただけましたかね。
先日、『皆川賢太郎が教えるスキー完全上達』なる本を六十の手習いと思い衝動買いしました。トリノオリンピック4位のスラローマーが外足スキーが大事、スキーは落下スポーツだと言い切っています。スキーの原理は昔から同じです。言葉を正しく理解し、正しいテクニックを身につければ、60歳を超えてもスキーは確実に上達できます。プレートがついたカービングスキーは実に良く切れ(カーブでき)、直線的なスキーができます。あと40年若かったらオリンピックに出られたかもしれないと思われるほどの上達気分になります。雪山が呼んでますよ。ヤッホーッ!
年中行事の始まりです
今日は七草。正月気分が抜けないうちに、我が家(宿)の年中行事の前半部分を綴ってみたいと思います。まず、元旦から3日間は、恒例の千本杵餅つきが行われます。7日の朝、正月飾りをはずしお供え餅も棚から下ろし、神棚に七草粥をお供えいたします。15日の小正月には団子刺しをし、2月3日は節分の豆撒きをします。二本松のお殿様に丹羽(にわ)公に失礼にならないようにと「オニーッ?、ソト!フクは?、ウチ!」と全館くまなく歩き豆を撒きます。遠慮しながら豆を撒くのですが廊下や広間に少なからず豆が散らかり、掃除担当者の余計な仕事が増えます。翌日の4日は立春、とはいえ厳寒でありスキー場は絶好のコンディションとなり岳温泉はスキーヤーで賑わいます。14日はバレンタインデー、何点かチョコレートが届きます。バレンタインデーが終わると雛祭りの飾りつけが登場いたします。大きなひな壇をフロントに飾りお客様からは大変好評です。ホワイトデーは余りピンと来る日ではありませんが、チョコレートのお返しに頭を悩ませます。3月に入ると温泉街周辺は雪も消え始めますがスキー場付近はまだ冬、それでもお彼岸を境に急激に春の装いになります。春休みが終わり4月に入ると風は冷たいものの高原全体に芽吹きが見え始めます。春はウォーキングのシーズンでもあり、2年前から始まった『歩く岳で健康』を地で行く季節に入り桜のシーズンを迎えます。
 宿泊業は、立地産業です。特に温泉旅館業の立地は山間部などの人口密度の小さいところなので、大前提の立地条件を良くすることに知恵と努力を傾ける必要のある産業です。また季節要因にも左右され、冬期間に山間部まで入ってくるのはスキーヤーか我々住民だけとなります。それでも、何とかシーズン中と同じようにお客様に来ていただけないか知恵を絞ります。今年は、特に地元のお客様においしい本物の味を召し上がっていただくべく『産地直送感謝祭』なる宿泊企画を作りました。私の友人が瀬戸内におり、美味しさ抜群の能島鯛をゆうパックで毎日直送してくれます。4月27日まで正真正銘の産直で宿泊していただく企画です。その他、北海道の瀬棚漁港からはズワイガニが届きます是非この期間においでください。写真は、能島鯛を送ってくれる我が友、松下君と調理部主任の阿部吉一です。第一便が届いた時の能島鯛との記念撮影になりました。お出でをお待ち申し上げます。
今年の初日の出は最高!
 新年明けましておめでとうございます。あだたら高原岳温泉は、穏やかな元旦の朝を迎えました。今年はきっと良い年になるに違いありません。昨年に引き続き、今年もあだたら高原スキー場の初日の出ゴンドラに乗り、薬師岳山頂(1380m)付近から阿武隈山地の移ヶ岳(984.5m)から昇る初日の出を拝むことができました。29日に降った深雪が薬師岳山頂へのルートを塞ぎ、ゴンドラの山頂駅付近での撮影となりましたが、晴天に恵まれ早朝からゴンドラステーションはは大忙しでした。日の出は6時53分、薄らいだ東の空のオレンジ色の明るい部分の範囲が広くなったと思った瞬間、多くの見学者から歓声が上がり光り輝く太陽の上部が顔を出しました。それもつかの間、あっという間にまーるい太陽になりました。元日の日の出は最高でしたよ。
 さて今年、2007年はいったいどんな年になるのでしょうか。亥年、団塊の世代の退職年齢、ネット社会の更なる進展、中国やインドの躍進、松坂投手の大リーグ移籍による大リーグ人気の更なるアップなど私の狭い了見での予想範囲ですが、どうですか?誰でも考えられる範囲ですかね。正月版の新聞予測を探ってみても余りピンと来る記事がないように思えます。元旦の今日の太陽のように、きらっと光って直ぐに丸くなるような穏やかな社会情勢になるかもしれません。それでも、突然の天候異変はいつ起きてもいいように、観察眼と危機管理能力は向上させたほうがいい気がします。早起きして、標高1380mまで一気に登り、お日様に願をかけることのできる機会を作っていただき、山頂駅から初すべりをさせていただいた富士急安達太良観光の皆様に感謝を申し上げます。