やっちゃんのあぐだもぐだ
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スキーは恋人
 スキー場が今日で終了。残雪がシーズン中と同じくらいあり、終わるのはもったいないようです。今年も大好きな冬があっという間に終わりました。12月7日の安全祈願祭に始まり、4月10日の本日でクローズ、通算124日間のスキーシーズンでした。安全祈願祭のあいさつでは「今年はカマキリの巣が高い位置にあるので間違いなく雪が多く、スキー客万来です」と、自分で観察してもないのに挨拶してしまい、12月27日まで降雪がほとんど無くやきもきし、28日からの豪雪には驚いています。2月20日の朝日杯スキー大会では昼前から風が強くなり、ゴンドラのユラユラ、ノロノロ運転でやっと山頂駅到着するというスリルも味わいました。3月24日のあだたらカップスラロームは晴天に恵まれ最高の条件、打って変わって翌日のまゆみカップは強風のため1本目で大会終了。翌日からは岳アルペン隊の春合宿、真冬のような新雪も降り、私も少しお手伝いでき爽快でした。そして最終日の今日のショット、シーズン真っ只中の景色でしょう?
 さて、シーズン最後にスキーの話。岳温泉のスキー場は昭和4年から始まりました。祖父の一二が農家から婿入りし、炭焼をして暮らす冬の岳温泉がいやでスキー場開発を提案したことが発端です。昭和29年にリフト竣工、私が小学1年生でした。その2年前に父の義一が志賀と野沢と草津を見学に行き、情熱で岳温泉の面々らと作ったスキーリフトです。こんな思いからスキーのことはいつも頭から離れず、上部にスキー場が伸びていった経緯も、市営リフト開業の時も、現在の富士急行になった時も、やっぱりオラがスキー場の思いがあります。岳温泉の標高は550m、スキー場は歩いて20分くらいの標高650mのところにありましたが雪不足で廃止になり、今は標高950mから上部があだたら高原スキー場ですので、標高を300m高いところに移し安定してスキーができるようになってます。この標高差300mは気温差で1.8℃、この50年間に2℃位気温上昇しているのが実感できます。今はスキーのワックス性能が向上し適用雪温範囲も幅がありますが昔は雪温の微妙な差が勝敗を決したので、今よりも自然観察能力が磨かれた気がします。スキーシーズン当初の湿った雪質が大寒の頃にキュッとしまる雪質になり、2月下旬頃から春の雪が混じり、3月は春のザラメ雪に変わり、そろそろシーズンもお別れかと恋人に分かれるような気持になるのをもう50年以上も経験してきました。今朝、富士急の椙山常務からまるでスキーが恋人みたいなシーズン終了の名文ファックスが届いたので思わず私もシーズンお別れの文を書きました。また、来シーズンいいシュプールを描きましょう。シーハイル&フレーフレー セント ポール!!